突然ですが皆さん、生産は、はかどっていますか?
書きたいことは山ほどあるブロガーの皆さん。
撮りたい動画は山ほどあるYoutuberの皆さん。
その他、生活を変えるために行動しようとしている、前向きな皆さん。
今日は何を生産できましたか?
今週の目標は達成できそうですか?
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『今週こそは』といって毎週失敗する
多くの方が、目標の達成に失敗しているのではないでしょうか。
ぼくもなにもできませんでした。
それどころか、最近はまったく何もできていません。
今回は「やる気がでない」といった症状が
脳の物理現象によって引き起こされるからしょうがないよねという話をしたいと思います。
脳は化学と物理でできている
まず前提として、私たちの脳は物理現象で動いています。
意識や感情、体の動かし方にいたるまで、私たちが自我をもって何かをしていることはすべて、脳内の物理現象によって引き起こされているわけです。
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電気信号、脳内物質、原子の状態変化
脳の動きはすべて物理現象だ
皆さんが今、このnoteを読んで理解するときにも、脳内を電気信号が走り、物理的に化学物質が分泌され、それにより『文字を読んで理解した』という結果を得ているのです。
例えばうつ病の治療薬がありますが、これも脳が物理現象で動いているため、感情を物理現象で修正できるという考えが元になっています。
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うつ状態から自力で抜け出せないのは
脳が物理的に壊れてしまっているからだ
あるいは覚せい剤などの薬物中毒者がなぜ足を洗えないのかも、脳が物理現象で動いているからにほかなりません。
感情が物理現象で引き起こされている以上、感情で物理現象に抗うことはできないのです。
やる気の正体は『ドーパミン受容体の感度』
そこで今回のテーマの一つ『やる気が出ない』について考えてみましょう。
『やる気』とは脳内でドーパミンという化学物質が、ドーパミン受容体と呼ばれる場所を刺激することで起こるものです。
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この化学物質によって私たちの感情が決まっている
つまり、ドーパミンが不足しているとき、あるいはドーパミン受容体の感度が落ちているときに、人はやる気をなくすのです。
どうすればやる気を出せるのか
以上を踏まえたうえで、やる気の出し方について考えていきましょう。
まずはドーパミンを増やす方法ですが、これはより強い刺激を受けるしかありません。
『このプロジェクトは絶対うまくいく!』『この企画は絶対に人気が出る!』そういった『未来への強い希望』によってドーパミンを大量に放出することができます。
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未来への希望によってドーパミンが放出される
しかしドーパミンは日常生活で大量に放出されてしまっています。
たとえばパチンコや競馬、ゲームガチャなど、『未来への強い希望』を強制的に植え付られる娯楽が身の回りには山ほどあります。
ほかにも、ジャンクフードやポルノ、SNSなどもドーパミン大量放出の原因となっています。
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ジャンクフードなどの食生活によっても
私たちの気分は左右される
これらの大量放出されたドーパミンに日頃から曝されているドーパミン受容体は、とんでもなく感度が下がっています。
ちょっとやそこらのドーパミンでは反応してくれなくなっているのです。
つまり、何かをやろう!と思っても、まったくやる気が湧いてこなくなってしまいます。
以上からわかる通り、やる気を出すためには、ドーパミン受容体の感度をあげることが必要になってきます。
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逆にドーパミン受容体の感度が高いと
何でもできる気分になれる
ドーパミン受容体の感度を上げるには
最後に、ドーパミン受容体の感度を上げる方法を紹介します。
方法はいたってシンプルで、ドーパミンが大量に放出されるシチュエーションを根こそぎなくすことです。
- SNSをやめる
- 動画視聴サービスをやめる
- スマホをやめる
- ポルノ、ジャンクフードをやめる
これらのアクションによって、ドーパミン受容体は徐々に回復します。
副効果として夜眠れるようにもなります。
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なにをするにも私たちはスマートホンを触っている
この習慣をまずは断ち切ろう
詳しくはこちらで解説していますので、よければ併せてお読みください。
最後に
いかがでしたか?
やる気がでない、行動できない、努力がつづかない。
これらはすべて、脳内の物理現象によって引き起こされているため、気合で何とかできるものではありません。
脳内物質が異常になる原因を取り除く『構造』こそが、みなさんのやる気を生み出してくれるのです。
ぜひ今この瞬間から、お手元のスマホと決別してみるのは、いかがでしょうか?
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