みなさんは、自分の時間を、本当に大切なことに使えていますか?
「頑張ろうと思ったことがあったのに、Youtubeを見ていたら一日が終わった」「残業や休日出勤で自分の時間がそもそもない」「人付き合いで自分の時間がゴリゴリ削られる」
たしかに、なかなか「頑張ろう」と思っても、時間を作り出すのは難しいですよね。
今回は、本当に大切なことに使うための時間の作り方をご紹介します。
『7つの習慣』第3の習慣:最優先事項を優先する
今回紹介するのはスティーブン・R・コヴィーさんが書かれた名著『7つの習慣』。この本で紹介される考え方をもとに、皆さんの人生を幸福にするアクションプランを3つ紹介します。
またここで紹介するもの以外にも、この本には様々な人生の問題の解決方法が載っています。ぜひ一度は本書に目を通していただけると、皆さんの日常がより良くなるものと思います。
1.最優先事項を決める
ひとつめのアクションプランは『最優先事項を決める』です。
皆さんにとって、最も時間を使うべき最優先事項とは何でしょうか?
たとえば公認会計士を目指す方であれば、資格の勉強になります。
インフルエンサーを目指す方であれば、日々の投稿。筋肉質な体を目指す方であれば、日々のトレーニングや食事でしょう。
このように、まず「こうなりたい!」目標があって、それを実現するための行動が『最優先事項』ということになります。
まずはこの『最優先事項』を決めるところからはじめましょう。
ただし、このときの『最優先事項』は、急ぎで実現しなければならない目標を入れるのはNGです。
たとえば、『来月までに仕事で取らなきゃいけない資格があってそれの勉強をする』これは急ぎとなるので『最優先事項』には入れられません。
この将来的な目標を決める、というところでは
第2の習慣『終わりを思い描くことから始める』もご一読いただけますと、より良い目標設定ができるかと思います。
2.時間管理のマトリックスを作成する
ふたつめのアクションプランは『時間管理のマトリックスを作成する』です。
下記が時間管理のマトリックスです。
日々の『行動』を4つのマスに分類していきます。
- 第1領域:緊急で重要
- 第2領域:緊急ではないが重要
- 第3領域:緊急だが重要でない
- 第4領域:緊急でも重要でもない
皆さんも日々の生活を振り返りながら、実際に作成してみてください。
参考までに、Webデザイナーをしている私の時間管理のマトリックスは、このような形になります。
何をどこに入れるかは正解はない。
あなたのゴールを達成するための軸に沿って作成していこう。
3.第3領域と第4領域の時間を第2領域に充てる
みっつめのアクションプランは『第3領域と第4領域の時間を第2領域に充てる』です。
ひとつめのアクションプランで決めた『最優先事項』ですが
これは第2領域『緊急ではないが重要』にあたる行動になります。
この時間を確保するためには、まずは第4領域の時間を削ってみましょう。
私の場合ですと、Youtubeをダラダラ見たり、SNSを延々と見る時間を削ることになります。皆さんはどのように削っていきますか?
更に時間を削れる方は、第3領域の時間を削ってみましょう。
私の場合ですと、不要な飲み会の参加を断ったり、家事代行サービスを利用したりすることがこれにあたります。皆さんはどのように削っていきますか?
ここまで削れれば、多くの方は十分に『最重要事項』に充てる時間を得られるでしょう。
最後に
「忙しい」「時間がない」「他にやることがいっぱいだ」
これらの言葉は今日限りにしてみませんか?
時間はいくらでも作れます。そうはいっても
「いやいや、仕事の時間はどうやっても削れないでしょ!」
なんて思いますよね。
ただでさえ忙しいのにこれ以上時間を作るなんて無理だ
皆さんの『最重要事項』をどうしても邪魔してしまうような仕事であれば、転職をするのも一手でしょう。
他にも子育て・介護・人付き合いなども、大きな決断にはなりますが、時間を作れないことはありません。
ぜひ今日から、皆さんの『最重要事項』のために、時間を作っていただければと思います。
いかがでしたか?
今回はスティーブン・R・コヴィーさんが書かれた名著『7つの習慣』から第3の習慣:最優先事項を優先するを紹介させていただきました。
本書には今回取り上げた以外にも、様々な人生を幸福にするためのヒントが紹介されています。
ぜひ本書をお手に取ってご一読ください。
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