富山県

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【ちゅ〜】撮影時に意識していたことと現像について解説 | IOX -AROSAキバナコスモスまつり

南砺市

コンテストに向けて
対象構図を徹底

70mm ISO400 1/250s f4

自然が見せる繊細さ
徹底的な対角線構図と
日の丸構図

今回は富山県南砺市にあるスキー場、IOX-AROSAで開催されていたキバナコスモスまつりを撮影してきました。シーズンの初めにはプロの風景写真家の先生による初心者向け写真教室(初心者向けとは言っていない)が開催されており、プロの撮影技術を一緒に学ぶことができるのも美味しいところ。この作品は審査員の先生の代表作を研究して、コンテスト用に撮った一枚になります。

70mm ISO400 1/250s f4

審査員の代表作を対策
徹底的な対角線構図と
日の丸構図

まずは何を撮るかを考えた時に、審査員の先生が蝶好きであることを思い出しました。知識がない状態で挑むのはリスクがありましたが、ここは蝶で勝負することに決定。先生は安定構図を好まれるようでしたので、日の丸構図+対象構図に。蝶と花が一直線に並ぶタイミングで、左右の余白を均一にすることを意識して、シャッターを切っています。

自然な色をいかに残すか

彩度やコントラスト
露光量を上げすぎず
撮れたままの仕上がりに

現像時には撮れたままの色を残すことを意識しています。今回の審査員の先生は風景写真を専門にしている方。下手に不自然な色を乗せてしまえば、一発ではじかれてしまいます。意識したのは自然な姿を残すこと。自然は我々が思っているよりもあっさりとした色味をしているし、大気は思ったよりも透明感がありません。その中でもときおり、自然は美しい顔を見せてくれる。だからこそ、自然な写真は心を打つのです。

標準ズームは奥深くて難しい

使用機材
Nikon D3s
AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G

今回も大三元標準ズームを使用しました。最近はこれだけ持って出かけることもしばしば。ただ私の技量がまだまだ足らず、24mmか70mmしか使っていないのが現状。35mm付近は「どんなふうにも撮れる」からこそ「どう撮ったらいいのかわからない」になってしまい難しいです。苦手な画角でもどんどん挑戦していって、言語化を深めていきたいと思います。

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