石川県

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【青翔る】撮影時に意識していたことと現像について解説 | 小松基地航空祭

小松市

逆光を利用した
メリハリのある陰影

55mm ISO100 1/1600s f5

黄金比構図と
躍動感のある余白
逆光の陰影

今回は石川県小松市で開催された小松基地航空祭で撮影してきました。航空祭は毎年多くの方が詰め寄せるので、早め早めの行動をしないとショーに間に合わなかったりします。それだけ飛行機の見せるものは迫力があり魅力的。この作品では小松空港の展望ロビーから、直上を飛び去って行くブルーインパルスの機影をとらえました。

55mm ISO100 1/1600s f5

黄金比構図と
躍動感のある余白

構図は黄金比構図を選択。縦横がそれぞれ8:5で分割されるよう意識して撮影しました。実は他にも日の丸や3分割も試していますが、これが一番しっくりきたので採用。また余白もスモークがある側を多くとり、航空機がまさにいま飛び抜けようとしている躍動感を出しています。

SNSに向けた目にとまる色付け

機影は完全に黒つぶし
日本海のように青い空と
描く青白いスモーク

今回の現像ではSNSに向けた目にとまるような色付けを意識しています。SNSにおいては見てもらえるのは一瞬、じっくり見てくださる方はごく少数です。ならば細部を全て捨てて、雰囲気に全振りするのもアリ。機影を全潰し、空色を深くして、スモークや雲との明暗さを出しています。

APS-Cはコスパが◎

使用機材
Canon x8i
EF-S55-250mm F4-5.6 IS

今回使用したのはCanonのエントリー機、x8i。発売もしばらく前の一眼レフ機です。D3s用の望遠がなかったのでしぶしぶ使っていましたが、AFの食いつきや画質など、十分に満足できる一台でした。15年以上前のカメラを使っている身としては、技術の進歩に脱帽です。現代ミラーレスのフラフシップなどは、どれだけ使いやすいのでしょう。

現地情報


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